ワイズギア製バイクカバーの防水加工

XS750

バイクカバーとは?

読んで字の如く、バイクにかぶせるカバーです。風雨から守るのと同時に車種をわからなくすることで盗難のリスクを軽減するものです。自宅に駐車スペースがある方ならいざ知らず、マンションやアパートの駐輪場が置き場所の場合は必須のアイテムです。

値段は本当にピンキリです。通販やフリマサイトでは1000円代でも売っています。高級品ではレイト商会から「匠」というのが出ていまして2万円を超えるものがあります。ヘルメットやロック類と同様、性能は価格に比例しているのがバイクカバーです。

XS750にぴったりのカバーは?

筆者はワイズギア製を使っています。グレード的にいうとベーシックグレードのEタイプです。ベーシックグレードとはいえ、ヤマハのグループ会社「ワイズギア」のものなので、そんなに悪いものではありません。
サイズは2Lがちょうど良い塩梅です。Eタイプの2Lだと11,300円(税込)のようです。よくエンジンやマフラーが熱い時にカバーをかけると溶けてしまうということがありますが、筆者は一度も経験したことがありません。ですので2回買い直していると記憶しています。

シートの素材表示をみるとシルバー部「水溶性コーティングフッ素系撥水加工」、ブルー部「アクリル樹脂コーティングフッ素系撥水加工」とあります。
安物のバイクカバーも使ったことがありますが、ペラペラですし撥水加工も当然無しでした。

バイクカバーは劣化します

防水加工がしてあるバイクシートですが、毎日ダメージを受けています。台風や灼熱の真夏日も文句ひとつ言わずに愛車を守ってくれているカバーですが、徐々に痛んできます。
バイクとカバーが擦れることによって、その部分の生地が薄くなり最悪破れて(裂けて)しまうことも。

先日のシート補修の時に再認識したのですが、シートカバーをかけていてもシートカバーの縫い目から雨水が染み込み、それがシートへ、そしてその下のスポンジへ染みているんですね。永年、そのような過程を繰り返すことによって、鉄のシートベースが腐食していっているのでした。

上記の画像でもわかる通り「縫製糸には撥水加工を施してありますが、完全防水(ミシン目等)ではありませんので雨量によっては車体が濡れることがあります。」と書かれています。

対策を講じてみることにしました

一番手っ取り早いのは新しいカバーに変えることですが、数千円はします。とりあえず、バイクカバーの縫い目をシーリングすれば、少しは違うのでは?と思い道具箱を漁ると昔買った「全天テープ」なるものが出てきました。

このテープは前述したバイクカバーが裂けたり破れたりした時に買ったもので、かなりの粘着力があるテープです。一般的なテープと違うのは柔軟性があるんです、このテープ。
今回はこれで縫い目をシーリングしてみることにしました。

ガムテープと同じ太さなので、ハサミで半分の太さにカットし縫い目にペタペタ貼ってみました。裏側なので、見栄えは関係ありません。
想像通りかなりぴったり密着してくれます!

まとめ

古いバイクカバーでも全天テープで縫い目をシーリングすることで、まだ使えると思います。
聞いたことのないメーカーの安いバイクカバーを買うくらいなら、シーリング加工をお勧めします!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

  1. xs750 jp より:

    自分はもう高いやつでも雨水完璧には無理だと思って、ブルーシートを下に掛けてます。
    タンク部分とかにはバスタオルの古いやつを掛けてます。

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