
少し前からエンジン音がノイジーだと感じていて、原因がようやくわかりました。
いきなりのグロ画像ですみません。真ん中のエキパイの根元のアップです。穴が開いているのがわかるでしょうか。
錆が進行したのと、振動でこのようなクラックが入ったのかと思います。
これを発見するまでは、そんなに大きなパワーダウンも感じることなく快調と思っていましたが、見つけてしまった以上放置できません。
マフラーの穴あきはけっこうメジャーなトラブルだと思いますが、こんな根元に穴が開くなんてちょっと信じられません。とにかくバイク屋さんに相談してみるとことにしました。
十年くらい前にシリンダー周りをバラして以来のマフラー取り外しが第一関門でした。
シリンダー接合部のナットが固着していたら、かなり面倒なことが予想されましたが、なんとかセーフ。ノーマルマフラーは分割式なのに対し、MACのマフラーはエキパイは一体化構造です。
慎重に取り外したところ、思ったより穴の数は多く、パイプの肉厚も薄くなっていました。
店主が考えてくれた修理方法は、エキパイの内径と同じパイプを打ち込み、それを溶接したうえで、穴も溶接で塞ぐということでした。
おあつらえ向きにジャンクマフラーがあり、それをカットしてエキパイに打ち込みます。

しかし、錆っ錆の汚いマフラーですね…。
旧車をきれいにして維持している方から見たら発狂するかも知れませんが、私は自分と年月を重ねた証だと思っているので、そんなに嫌悪感はありません。
ご覧の通り、真ん中のエキパイにもう一つのパイプが挿入されているのがわかるでしょうか。
寸法的には同じだったのですが、挿入時にかなりキツキツでしたので、パイプを切り少し直径を縮めて入れてあります。こんなアイデア、凡人には出てきません。さすが経験豊富なプロです。
きっちり入っているので、ずれたり、奥に入っていったりはしないと思いますが、溶接でしっかり固定されています。さすがプロです。(写真は溶接前)
その後、エキパイの穴を溶接棒でふさぎ、ベルトサンダーで整えました。
仕上げが雑だと、フランジがうまく入らない可能性があるので、かなり滑らかに削ってくれています。さすがプロです。
今回ダメージがあったのは真ん中のエキパイでしたが、左右のエキパイもいつか同様のことが起こる可能性がありますし、エキパイの内径の変化は出力の特性にも影響があると思いますので、同様の作業をしていただいています。

あまりにも錆さびだったので、ブラックの耐熱塗装をしてくれました。
見てくれはともかく、再び錆がでてくるのを少しは遅らせることができるのではないでしょうか。さすがプロです。
新しいガスケットを使い、マフラーを再装着、エンジンを始動させると、ノイズがなくなり綺麗な排気音になっています!大成功となりました!!
おそらく車検のときも排気漏れしていたのだと思います。
本来ならば整備不良で車検に通らない筈ですが、マフラーを変えた旧車バイクなので、検査官も気づかなかったのでしょうか。
とにかく、クリアな排気音(それでもスーパートラップの荒々しい排気音ですが…)になって、エキパイの内径が狭くなってトルクアップも感じられるようになりました!
一般のバイク屋さんではもう見てくれない車種ですし、社外マフラーの修理なんて受けてくれないでしょうから、バイク屋の店主に感謝してもしきれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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