思い出話も3回目です。今回は雑誌に掲載されたときのことを思い出したいと思います。
某バイク雑誌の方からジャパニーズアメリカン(国産アメリカン)のバイクを載せたい、そこでXS750を載せることになった、というお話しがあり、二つ返事で了承したところ、あれよあれよと取材の段取りが進みました。ライターとカメラマンが自宅にやってきて、撮影プランの打ち合わせを。
停まっているところだけではなく、走っているところも撮りたいというので、都内某所に移動しました。
普通のバイク雑誌だと、編集サイドから来たライダーが乗るのが一般的かと思いますが、この某誌はオーナーが乗るのが特徴です。
XS750に乗って走っているところを写真に撮られるなんて初めての体験だったので、すごく緊張してしまいました。
カメラマンさん、何カットも撮っていたようです。
そうそう、このとき「ライトオン」で走ってください、と言われたことを覚えていています。商業誌(っていうんですかね?)では走行中の写真はライトオン状態じゃないとマズい的なことを言っていました。業界の暗黙のルールでしょうか?
XS750が走っている横を、カメラマンがクルマから身を乗り出してカメラを構えているので、「クルマから落ちないのか?」と心配することしきり。さすがにプロカメラマン、そのようなこともなく、同じところを何度もUターンさせられました。あとから聞くと、バックに余計なもの(商業施設の看板など)が入ってしまうと、雑誌に載せるのが難しいとのこと。こちらにも”なるほど~”と思いました。
一通り撮影が終わって拙宅へ戻り、ライターにXS750にまつわる話しをして終了。
数日後、ライターからページレイアウト、文章などが「こんな感じで載りますよ」と確認のメールが来ました。プロのお仕事にこちらからどうのこうの言うことはないので、了承メールを送りました。
子どもに「お父さん、本に載るかもよ~」と話したりしているうちに、発売日。たしか発売日か発売日の翌日くらいに雑誌社から本が送られてきました。なるほど、とくに取材協力費なんかは貰わなかったので、これが謝礼代わりなんですね。
※掲載されたページを貼り付けようとも考えましたが、著作権等いろいろありそうなので止めときます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント
随分前にバイク雑誌のライターの人と知り合いになり
雑誌で「マイルドで乗りやすくなった」は「パワーが落ちた」だから
雑誌のスポンサーの事もあるからストレートには書けないからそれを読み解いて
と言われました。
大人の世界は大変だな(^_^;) と感じた次第です(笑)
やっと緊急事態宣言が解除になる様で、一応気にせずバイクに乗れそうですね(^^)
>kinさん
コメントをありがとうございます。
雑誌は広告主のことを第一に考えると思いますので、直球の感想は述べにくいですよね。
モデルチェンジやマイナーチェンジした時に、本音が出がちなのも笑います。
そして年月が経つとネガティブな意見がそのバイク「らしさ」として語られたり・・・。
バイク雑誌(に限りませんが)が読まれなくなったのも、「提灯記事」に飽きたからだと思います。