XS750のユーザー車検編(2024版)

XS750
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早いもので、XS750の車検時期になりました。
昨年は引っ越しもあったので、はじめての練馬陸運局での受験になります。

準備

前段階として、多摩ナンバーから板橋ナンバーに変更しておきました。
あたらしいナンバーの発行手数料として530円かかりましたが、それ以上に慣れ親しんだ多摩ナンバーとのお別れが辛かったです。再利用する車検証ステッカーは、ドライヤーで温めて丁寧にはがすことができました。いっぺんに色々やるのが苦手な性分なので、この日はナンバー変更だけになりました。

帰宅して、陸運局のサイトで車検の予約を入れ、書類を揃えます。
必要な書類は以下のものです。

・自動車検査証(車検証)
・自動車納税証明書
・自賠責保険証
・点検整備記録簿(なくても問題なし)
昔はハンコも必要だったと思うのですが、今は不要です


自賠責保険証が見当たらないことに気づきました。(汗)
普段、XSに乗るときは盗難、汚損を避けるためにコピーをシート下に入れてあるのですが、自宅管理の原本をなくすとは…。
ネットで調べると、無料で再発行してくれるとのこと。ただし、代理店では出来ず、郵送で請求し、2週間ほどかかるとのこと。時間の余裕がない人は直接営業所に行けば即日再発行らしいので、新宿まで行く羽目になってしまいました(滝汗)

今度はXS750のマフラー音量対策です。年式的にいうと、音量測定はしなくていいはずなのですが、前々回から音量を測定されるようになってしまったのです。前々回は、不合格後に百均でスチールウールを買って、無理やり詰め込んで合格、前回はバイク屋さんで借りたサイレンサー(サイズがあっていないので中でガタガタしました)を突っ込んで合格をもらっています。
今回はネット通販で買った汎用サイレンサーを使いました。こんなやつです↓


やっぱり緩かったので、加工して装着したところ、若干静かになった気がしますが、不安だったのでグラスウールを巻いてさらなる音量減を目指しました。

車検当日

予約は第四ラウンド(車検は午前に第一、第二、午後に第三、第四ラウンドと別れています)をとりました。いつもは第一ラウンドで受けていますが、けっこうギリギリの予約だったので、午前の部は取れず…。
まずは、車検場に入る前にテスター屋さん(新東都テスター(株) 練馬区北町5-8-23 TEL 03-3932-5388)で光軸調整を調整してもらいました。
専用機械があるので、ものの数分で終わるのは嬉しいのですが、お代は2,500円とややお高め。
じつは光軸で落ちたことも何回かあるので、不安材料はなくしておきたかったのです。

お次は代書屋さんで自賠責の更新をして、いざ車検場へ。
書類の記入自体は何度もやっているので、迷うことはありませんでした。
そういえば、事務所のパソコンで車検証の二次元コードを読み取って書類を出している人がいましたが、あれは記入しなくていいパターンなのでしょうか?

必要な印紙を買って、手続きをして、いざレーンへ。
練馬の陸運局の印象は多摩と変わらない感じでしたね。バイクは1レーン。
係員さんに書類を挟んだバインダーを渡して「ユーザー車検、不慣れなので宜しくおねがいします」と伝え、検査スタート。
車台番号、エンジン番号の確認をし、ウィンカー、ホーン、ストップランプの検査。
なぜかハンドルロックの確認はなかったですね。自分の経験では初めてです。
「マフラーはノーマルじゃないですよね?」と聞かれたので、一瞬魔が差して「ノーマルです」と言おうとしたのですが、小心者の筆者は「はい」と答える始末。まぁ、海千山千の検査官でしたら、KERKERのエンブレム見て社外品だとわかるでしょう。(あ、カワサキのローソンレプリカは純正でKERKERでしたね)

音量を測る機械を持ってきて、マフラー近くに設置、「エンジン2,750回転まであげて」と言われました。“なぜに、2,750回転?”とキョトンとしていたのでしょう、「3,000回転弱で」と言い直されたので、指示に従ったところ、95db強と表示されていました。(小数点以下は失念)
パスしたようでハンコをもらいましたが、前は4,000回転まで回した覚えがあるんですよね。
検査の基準が変わったのでしょうか?

排ガスチェックは当たり前ですが、ありません。
その次は前後のブレーキチェック、難なくパス。
スピードメーターのチェックで×が出ました。40キロ出たところでフットスイッチを操作するのですが、タイミングが悪かったのでしょうか。
もう一度チャレンジできるので、やったところやはり×。心の中で“ウソーン”と呟いてしまいました。
ヘッドライトの光量、光軸検査は無事パスしました。若干アクセル明け気味でしたが。

検査後に渡された不合格証を見ると45.6キロのスピードだったことが判明。
不合格箇所は3回まで受けなおせるので、チャンスはあと2回ありますが、スピードメーターを交換することもできません。スマホで調べると、10パーセント以上の誤差は×のようです。
40キロちょい手前でフットスイッチを操作すれば、ぴったりでないにしろ誤差の範囲に収まるかと思い実行したところ無事パスできました!正直、想定外だったので焦りました~

新しい車検証シール、これ本当に貼りづらくないですか?
汚れ防止のためのクリアシールが付属してて、それは良いのですが、山折り谷折りしながらうまいことやらねばならないんですよね。もっとフツーのでいいのに、と筆者は思います。

ともあれ、また2年XS750ライフを楽しめるのでそれが嬉しいですね。

かかった費用

自賠責保険 9,680円
検査登録印紙 500円
審査証紙 1,300円
重量税印紙 5,000円
光軸調整 2,500円
合計 18,980円

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