XS750のトラブルの話しです。
購入して2年くらい経った頃、路上でエンジンストップしたことがあります。聞いたことの無い異音がしてエンジンがかからなくなってしまったのです。
押して帰宅し、後日購入したレッドバロンに引き上げてもらいました。そこで判明したのは、クランクケースのワンウェイクラッチのギアがはまるところが欠けてしまっているとの事。
修理するならケース交換です。エンジン全バラなので幾らかかるかも分かりませんし、そもそも新品のクランクケースが出るかが問題です。
メカニックによると、キックスタートならいけるんじゃないかとのこと。この場合は修理ではないのでとても安価に済むとのことでした。確か、ガスケット代と工賃で済んだはずです。
こうやってキックスタートONLYのXS750になってしまいました。ところが慣れると自分でエンジンを掛けてる実感がすごくて更に愛着が湧くようになりました!
冬場や、高速を全開した直後でエンジンがキンキンになっているときはエンジンがなかなかかからないのですが、それさえも許せるって感じです。
セルボタン一つでイージーに始動するバイクを否定する気は毛頭ありませんが、キックを踏み込むのは一つの儀式として考えれば苦労ではありません。
ヤマハの長寿バイク、SRもキックにこだわっているのはそんな事情もあるのではないでしょうか? カワサキのW650も最初の頃はキックが着いていましたし、キックスタートの魅力はやれば分かると思います。
その後、大小のトラブルがありましたが、別の機会に書きたいと思います。
お読み頂きありがとうございました。