CB750FOUR「その真実」を読んでXS750のことを考える

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ナナハンの代名詞「CB750」

今では信じられないかも知れませんが、かつてビッグバイクといえば「ナナハン」でした。諸規制で国内で販売できるオートバイの最大排気量が750㏄未満だったのです。

そのナナハンの代名詞といえばホンダのCB750で異論はないと思います。「750(ナナハン)ライダー」という漫画も流行っていましたし、誰もが憧れたバイクではないでしょうか。

新型コロナウイルスの影響でSTAY HOMEが続いていますので、少し前に八重洲出版から出た「CB750FOUR『その真実』」を購入したのでその感想を…。

この本では開発者の一人、松田稔氏によるCB750の誕生秘話がとくと語られていて、ホンダのチャレンジングスピリットを感じることができました。時間との戦い、アメリカでのマーケティング調査、ディスクブレーキ採用秘話、タイヤとチェーン対策、トラブル発生とそのリカバリー等々、読んでみるとCB750が今でも輝き続けるレジェンドバイクたる所以がわかります。私はCB750とほぼ同じ年なので、余計感情移入してしまいました。

先日の「Z1開発物語」の記事でも感じましたが、開発陣の意気込みが凄いですよね。新しい道を作っていく過程が日本の高度成長につながっているのでしょう。

ヤマハでいうとXS-1が同世代

ヤマハでいうとXS-1が同年代ですが、現存している台数もCBやZ2よりも少ないと思いますし、街中で見かけることは皆無です。
XS-1のバーチカルツインエンジンも非常に美しく、元気なエグゾーストノートも四気筒バイクとは一線を画していて魅力的なんですよね。実際に見たことはないですが、センタースタンドを立ててアクセルを吹かすと車体が後退するらしいです!

XS750はすべての面においてCB750とZ2には負けると思いますが、乗り続けて魅力を引き出していきたいと思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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コメント

  1. kin より:

    名車には開発者の熱量とかレースの伝説とか多数の人達が欲しがってるとか色々ありますね。
    Z400FX→FZ750→ZEPHYR1100→XJR1200
    と乗り継いできた自分ですが、自分の中では現愛車のXJRが名車になっています。
    「オーナーが気に入ってる」が、(自分にとっては(笑))最高の名車です(^^)

    • ないとら より:

      >kinさん
      コメントありがとうございます。
      四気筒がお好きなんですね。
      名車の明確な基準はないと思いますし、自分が名車と思えば名車ですよね。同感です。
      CB750の開発話を読むと、関係者が一丸となってイイものを作ろうとしているのが伝わってきたんですよね。XS1もRZもVMAXも同様のストーリーがあると思いますし、XJRもそうだと思います!
      出たとき1200の空冷四発というのに驚いたのを覚えています。