GODBLINCのヘルメットFLY BOY JETを買ってみた

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新型コロナウィルスのせいで夏のツーリングはおろか秋のツーリングも自粛を余儀なくされている昨今です。もちろん飲み会も全くありませんのでストレスが溜まります。もっぱらインターネットでバイク関係を検索する毎日なのですが、時々物欲にかられてしまうことも・・・。

FLY BOY JETとの出会い

ある日、バイク用品店でカーボン柄のジェットヘルメットが目に止まり手にとってみるとその軽さに驚きました。GODBLINC(ゴッドブリンク)というメーカーの ZEALOT(ジーロット)というブランドの品物です。帰宅して調べてみると2016年にスタートしたヘルメットメーカーで、代表の方は他社でBELLやシンプソンのヘルメットの企画に携わっていたようです。(ACTIVEの方でしょうか?)

ブログYouTubeを見て分かったのですが、コストパフォーマンスに優れたヘルメットをライダーに提供したくて自ら会社を立ち上げたようです。新しいことに挑戦するって素晴らしいです!ヘルメット業界なんて新規参入しずらいジャンルだと思いますが、その心意気にグッときて「FLY BOY JET」の購入を決めました。お値段は15,800円(税抜き)。フツーのジェットヘルメットは1万円以下、Arai、SHOEIは3万越えということを考えると中間のプライスですね。
Arai、SHOEI、OGK KABUTOを被ってきた自分なのでほぼ無名の新進メーカーの品物を買うのは正直躊躇しました。

新進メーカーといえばWINSってところも気になっていましたが、会社としての主張はGODBLINCの方が自分の心に刺さりました。GODBLINC社のモノ作りに対する姿勢に感銘するところがあり、この会社を応援したくなったのも事実です。(ブログYouTubeをご覧になるとヘルメット作りに対する情熱がわかります)

FLY BOY JETはとても軽い

メーカー公称値は800グラムです。もちろん誤差はあると思いますが、今まで手にとった「まともな」ヘルメットでは最軽量です。軽さの秘密はやはりカーボンでしょう。メーカーはカーボンハイブリッドと言っています。カタログによると「帽体表面にカーボン、内側にFRPファイバーグラスを採用」とありますので、もしかしたらカーボンヘルメットと呼ぶのは正確ではないのかも知れません。

FLY BOY JETの質感は?

デザイン…カタチはGODBLINC代表が関わったというBELL 500TX-Jのシルエットを意識したとのことです。(BELL 500TX-JはBELLジェットヘルメットの代名詞、500TXの復刻版です)。FLY BOY JET、大きさ的にはそんなに小さくないです。AraiのSWと同じくらいに感じます。スナップボタンはブラスメッキが施されていて渋いですね。ゴムのモールには赤色の糸でステッチが入っています。個人的にはなくても良い装飾かな?

塗装…カーボン柄を活かしてクリア塗装がされています。ツヤツヤしていて写真に撮るといろんなものが写り込んでしまうほどです。ステッカーチューンするのをためらうほど美しい仕上がりです。

内装…Arai、SHOEIと比べると値段の差を感じる部分です。値段を考えると妥当でしょうか。チークパッドのスポンジはコシがなく、Arai、SHOEIのスポンジと異なる気がします。FLY BOY JETの内装で特筆すべきはセンターパッド、チークパッドが脱着できます!ロープライスのジェットヘルメットでは珍しいです。気軽に洗濯ができますし、別売パーツで買うこともできます!顎紐はDリングで留めるタイプです。ラチェット式のジェットヘルメットが多いので珍しいですね。メーカーによればよりヴィンテージ感を出すためにDリングを採用したとのことです。紐の質感がSWより柔らかくて少し違和感があります。

FLY BOY JETのあれこれ

FLY BOY JETは日本で企画、設計されてベトナムで製造されているようです。
ベトナムは中国に代わり衣類やシューズもたくさん製造しているので、昔に比べてイメージは悪くありません。FLY BOY JETの値段は税抜き15,800円ですが、この値段は海外生産だからこそ成し遂げられたのでしょう。

SG規格を取得しているので、最低限の安全性はあるようです。いわゆる「装飾品」とか「公道走行不可」と注意書きのあるヘルメットよりは胸を張って使えます。

カーボン柄のバリエーションが2種類あり、一ランク上のバージョンはヘキサゴン柄があしらわれています。こちらもとても高級感があります!
クリア塗装はツヤありとツヤなしの2種類、帽体に極太のホワイトラインが入ったのもラインナップされています。

Araiのカーボンはとても高価

そういえば世界のAraiヘルメットもカーボン素材のヘルメットをリリースしています。RX-7 SRCとVZ−Ram SRCです。どちらも税抜き価格240,000円!ゼロが一個多いのでは?と思ってしまうほどのお値段です。販売店も限られているようで、そうそうお目にかかれないと思いますし、試着することも困難だと思います。

まとめ

ジェットヘルメットの魅力はやはり開放感です。XS750はアメリカンバイクとしてリリースされたモデルでもありますし、風を感じて走るのにはぴったりです。
特にFLY BOY JETは軽いのでストレスが軽減されます!自分は風圧で涙が出てくる体質なので、ゴーグルかシールドも検討したいと思います。

XS750のネタがないときは、それ以外のことも綴っていこうと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

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