カワサキWマニアとヤマハXSマニアの差

雑記

XS750より前の時代の国産大型車にWというオートバイがあります。
今のライダーたちにとってはWといえばカワサキという認識かと思いますが、その昔はメグロというメーカーが作っていたかなり古い車種です。今でも愛好家が多い人気車で、オーナーズクラブがあるほど。
私を含め、アラフィフ、アラカン世代には「彼のオートバイ、彼女の島」という映画が記憶に残っているのかもしれません。

そんな永年にわたってライダーたちを魅了するWの専門書が出ました。
三樹書房が出した「カワサキW」、税抜き価格で6,500円もする高額な本です。
こんなに高い本を買うのは何十年ぶりでしょうか?
Wというオートバイにそんなに興味があったかと問われれば、「ありませんでした」、と答えます。はい、過去形で「ありませんでした」。
最近、CBでもなく、Zでもない、それより古いWが一部のマニアのこころをとらえて離さないのは知っているので、これを機会に知識を深めてみようと思ったのでした。
(最近ではカワサキもW800をお化粧直ししてメグロK3という車種を出していますし)

アマゾンで頼んだので発売日には手元に来ており、時間があるときに数ページずつ読んでいます。
感じるのは、筆者の膨大な知識量とWへの愛です。
まだ前半しか読めていないのですが、普通のオートバイ雑誌のライターが書いた本ではないのがすぐにわかりました。読了までまだまだ時間がかかると思いますが、本当に膨大な文章と資料なので、買ってよかったと思います。

これをXS750に置き換えると、ここまで情熱をかたむけて文章を紡げる人間はきっといないだろうなぁと思いますね。GX750をはじめXS850やXS11など、派生車は世界中で乗られていたので、ファンは一定数いるはずなのですが…

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