XS750のステップ

昭和から生き延びてきたXS750ですが、本当にあちこちがヤレてきています。
今回リフレッシュを考えたのは「ステップ」です。別名「フートレスト」（なぜヤマハはフットレストと言わないのかは謎）
XS750のステップはラバー製で永年のライディングで摩耗してきます。
まぁ、XS750に限らずラバー製ステップは皆消しゴムのようにチビていく宿命なのです。

よく観察すると、XS750のステップは他車にも使われているモノのようです。
有名どころは初期型のRZ、初期の頃のSRなんかはどう見ても同じだと思います。
昔、RZのステップを交換したことを思い出し、ヤフオク！でRZ用として出品されていたステップを落札してみました。送料込2,798円也。なかなか高いと思いました。
届いたのはコチラ↓

さすが新品。ゴム臭とテカり具合がたまりません。
交換しようかとXS750に向き合うこと数分、古いのが取り外せない！そうです、差し込んであるだけだと思うのですが、抜くことができませんでした。
ラバーを差し込む金属製のステップの芯があるのですが、その先端がカギ状になっていて不用意に抜け落ちないよう、そこに引っかかっていると思われます。（説明がうまくできませんが、鉛筆と鉛筆キャップを想像してください。鉛筆が金属製の芯、キャップがステップラバーです。すぽっと抜けるのが普通ですが、抜けないように鉛筆の先端が工夫されている感じです。語彙が少なくて申し訳ないです）

むか～し、RZのステップをバックリ割ってしまったことがあります。ご存知の方も多いと思いますが、初期型RZはキックペダルを蹴り込むとき、右側のステップをたたむいう儀式があったのです。
うっかりステップをたたまないでキックスタートを試みると、最悪ラバーが割れるのでした…。

さて、交換するには破壊するしかないのでしょうか？？？（つづく）