XS750のブレーキキャリパーメンテナンス

だいぶ前からフロントブレーキが引きずり気味だったので、今日はメンテナンスをしてみました。

XS750のブレーキキャリパーは片押し1ポットですがかなり重いです。あまり知られていないですが、スイング式という今では見ることのない妙な仕組みです。
キャリパーが左右にスイングしながらディスクを押さえつける構造ゆえに、ブレーキパッドも見たこともない形状しています。(パッドが斜めになっているのです)
まぁ、そのおかげでボルト一本外すだけでキャリパーを外すことができるので、それはメリットといえるのかも知れません。
作業スペースがあれば水洗いしたかったのですが、集合住宅の駐輪場での作業になるので不可。気兼ねなくバイクを触れる環境にある人がうらやましくなりました…。

キャリパー下部に樹脂のキャップがあるので、それを取ると12ミリのボルトが現れます。スパナだと作業しづらいので、ラチェットレンチで外すと楽でした。仕組みがシンプルなのですごく楽ではあります。
キャリパーを外してスライドピンを見るとかなり汚れています!

スライドピンはクリップのようなワイヤーを緩めると引き抜くことができます。
引き抜いたスライドピンをパーツクリーナーで洗浄し、グリスアップ。
本来ならピストンも少し押し出して状態をチェックしたかったのですが、今日は割愛しました。左右のキャリパーを同じ作業して、XS750を取り回してみましたが、スムーズになりました!やはりメンテナンスは大切ですね~。

30分もかからない作業なのに、しばらくの間サボっていました(^^;)
足回り、とくにブレード関係は重大な事故につながりかねないので、もっとシビアになろうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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