XS750、無念のパンクです…

XS750

バイクのメジャートラブルがパンクです

バイクがどんなに進化しても逃れられないのがパンクです。ムースタイヤ(オフロードバイクが好きな人は知っていると思います)ならパンクしませんが普通のタイヤは鋭利なものを踏めばパンクします。パンクだけは予期できないトラブルなので、異物が落ちていそうな路肩走行をしないなど気を付けるしかありません。

XSのリアタイヤがパンクしてしまった件

9月22日、4連休の最終日、天気も良くなったので近場の山をXSで流していたところハンドリングに違和感が。すぐにパンクだと気づき路肩に寄せて停車しました。幸いにも後続車もない山の中だったので危険はありませんでした。ぺっちゃんこになったリアタイヤをみて呆然。自分は気まぐれで工具やホルツのタイヤ修理剤を持っていくこともあるのですが、この日は手ぶらです。こういうときに限ってトラブルんですよね。

任意保険のロードサービスを利用

どうにもならないので任意保険のロードサービスに頼むことに。自分はチューリッヒの保険に入っていますので、100キロまでのレッカー代が無料です。レッカー車は人間を運んでくれませんのでライダーの交通費も出るそうです。
山の中とはいえ、東京都内だったので携帯の電波はつながりました。財布に忍ばせておいた保険会社のカードに書かれたフリーダイヤルにTELしたところ、なかなかつながりません。大変込み合っていますというアナウンスが流れるばかりで、若干イラっとしましたがサービスデスクあるあるです。10分以上待ったでしょうか。オペレーターにつながり事情を話し、レッカーを回してもらうことになりました。そこから待つこと小一時間、無事レッカー車が到着。バイクを乗せるには大きすぎるクルマでした。

最寄りのバイク屋さんで修理

親切なライダーの方が心配して止まってくれたうえ、懇意にしている最寄りのバイク屋さんを紹介してくれました。チューブの在庫もあるということで、そちらに移動。私はその親切なライダーさんのバイクに乗せてもらいました。

実をいうと何年も前に安房峠の某トンネル内で転倒したことがあります。そのときもチューリッヒのレッカーサービスで東京まで帰ってきたのですが、レッカー車のドライバーさんの好意で東京まで乗せていただきました。まさか安房峠に置き去りにされることはないと思いましたが、当初は松本までは乗せて行ってくれる話しでした。バイクを東京に運ぶのだったら一緒にお願いしますと頼んだらすんなりOKしてくれました。会社のルール的にはNGなのでしょうが、ありがたかった覚えがあります。ですので故障したバイクといっしょにライダーが乗ることは運が良ければできそうな気がします。

XS750は紹介していただいたバイク屋さんで早速修理をしていただきました。タイヤには大きなタッピングネジがぶっすり刺さっていました!



店主の方は大ベテランのようであっというまにパンク修理完了しましたが、ド素人の私だったら何倍もの時間がかかったことだと思います。XS750のキャストホイールは馬鹿じゃねぇのと思うくらい重たいのです。

セルフの修理は可能か?

普通のライダーは正直言って無理だと思います。チューブタイヤなのでタイヤを外しチューブを引っ張り出す必要があります。パンクの原因を探ってパッチを張るところまではなんとかなるかも知れないですが、空気を入れてビードを出すのがまず困難な気がします。持ち運べるようなちっちゃなエアポンプでは現実的ではありません。チェーンがないのでそこだけは楽かも知れないですが…

しっかりした工具(プラスチックハンマーやタイヤレバーなど)を携行しててもXSのタイヤを屋外で交換するなんて想像できません。こんな理由でXS750を買った頃はパンクが怖くてスライムなるパンク防止剤を入れていたこともあります。
今後のことを考えるとまたスライムをいれてもいいかな、と思いました。
(今回のような大物が原因だと微妙かも知れませんが)

パンク修理剤はどうか?

パンクしたタイヤを瞬時に修理する夢のようなスプレー式修理剤が出回っています。最近のクルマはテンパータイヤ(応急用タイヤ)を装備せずにこのような修理剤でパンクを直すようになっているのもあります。
昔から有名なのはホルツのパンク修理剤ですね。

このホルツは使用期限がありうっかりすると期限オーバーになっていることがしばしばあります。少しぐらい過ぎても使えるんでしょうが、気持ち的には期限内のものを携行したいですね。チューブタイヤには使えないと思われていないようですが使えるようです。

オイルで有名なモチュールも同様の品を出しています。チューブタイヤもOKとメーカー自身が謳っています!

ちなみに走行中のパンクではありませんが、駐車中にパンクした際モチュールので直しました経験があります。

まとめ

外出先のパンクは何度経験しても嫌なものです。特に悪天候時や夜間だとお手上げです。あてのない旅の途中でしたらアクシデントも楽しめるかも知れませんが、フツーのサラリーマンライダーは次の日の仕事のことなど考えてしまうものです。自分のような性格だとやはりパンク修理剤かパンク防止剤に頼るのもありかと思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

  1. xs750 jp より:

    パンク修理したバイク屋には、チューブレスにしちゃえば?と言われました、エアこまめにチェックすれば大丈夫と

    • ないとら より:

      >xs750jpさん
      そうなんですか!
      バイク屋さんがいうなら安心ですね。
      チューブタイヤには見た目の良いタイヤパターンも多いので悩みますね。
      K87、けっこう好きだったりするので…

  2. xs750 jp より:

    自分もパンクして一応修理したんですが、すこし経ってエアが漏れだしたので、思い切ってチューブレス化しました。エアをこまめにチェックすれば大丈夫らしいので!
    でもタイヤ交換は力業で汗だくで、持ってるコンプレッサーではビートが上がらず、ガススタンドで

    • ないとら より:

      >xs750jpさん
      コメントありがとうございます。
      xs750jpさんもチューブレス化しているんですね!
      もはやチューブレス化はメジャーな改善なのですかねぇ。
      バイク雑誌等でも堂々と載っていた覚えがないので、メーカーは推奨していないのかも知れないですね。
      バイク屋さんでも勧められたことないですし。

  3. kin より:

    パンク・・・。
    過去に乗っていたZ400FXはキャストホイール+チューブ仕様で何回もパンクに泣かされました。
    それが嫌でその後のバイクはチューブレスしか乗らないと心に誓いバイクを買っていましたが、現在持っているGN125Hはキャストホイール+チューブ仕様です。
    元々付いていたタイヤが信用出来ないタイヤだったので、すぐにチューブレスタイヤとチューブレスのエアーバルブを買って自己責任になりますが、チューブレス化しました。
    チューブレスのホイールでは無いのでビートやバルブが収まる部分の形状が若干違います。
    エアーが低いとビートからタイヤが外れる可能性が有るので空気圧の管理には注意して約9年タイヤが減って何回もタイヤ交換をしたのですが問題無く乗っています。
    ネットで調べるとGX750でチューブレス化している人も居ますね。

    • ないとら より:

      >kinさん
      コメントありがとうございます。
      FXも同じようなタイヤなのですね〜。勉強になりました!
      GXでチューブレスにできるのならXSもできるハズですよね。

      返信しながら疑問に思ったのですが、キャスト+チューブ仕様のメリットってなんなんでしょうね?
      チューブタイヤの方がコストが安そうなのでコスト面なのかな?とも思いましたが…。

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