XS750にマイクロロンを入れてみた

マイクロロン 8oz

マイクロロンとは?

クルマやバイクを趣味にしている人ならば一度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか?自分がバイクに乗り始めた頃には用品店に並んでいたのでかなり息の長い商品です。学生の頃読んでいたモーターサイクリスト誌のモーターサイクルドクター須田の記事で一躍有名になった記憶があります。

箱には「メタルトリートメントリキッド」と書いてあります。いわゆるオイル添加剤ではなくエンジン内部の金属表面をより良い状態に処理するものと考えて良いのではないでしょうか?
気になるお値段は8オンスで6000円くらいです。高いといえば高いです。

「マイクロロンの10の特長」が箱に書いてありました。

エンジン内部に強固なマイクロロン樹脂皮膜が形成されます。
・一度の処理でオイル交換後も長期間(数万キロ)効果が持続します。
・ベストコンディションを維持し、エンジンの寿命を伸ばします。
・エンジン内部の摩擦を減らし部品の磨耗を防ぎます。
・始動がスムーズになり、ドライスタートによる磨耗を防ぎます。
・エンジン騒音を防ぎ、回転を滑らかにします。
・圧縮力を増強させ、パワーアップします。
・オーバーヒートを予防します。
・燃費が良くなり、排気ガスが浄化されます。
・オイルの消費量を減少させ、オイルの寿命を長持ちさせます。
・新しいエンジンには予防的に、古いエンジンには治療的に効果を発揮します。

すごくないですか!?
1978製のXS750にはうってつけの商品だと思ったので本日使ってみました!

使用には多少のコツがありました

マイクロロンの量ですが、エンジンオイル1リッターにつき80cc注入するのが指定されています。XS750のオイルは約3リッターなので必要な量は240ccです。
ですので8オンス入りの商品を購入しました。8オンスは236ccですのでほぼピッタリです!

【コツ その1】
エンジンオイルとオイルフィルターは必ず交換してから。

【コツ その2】
注入はエンジンを暖気させ、アイドリングの状態で注入する。(無理な場合は一度エンジンを止め注入、すぐにスタートさせる)

【コツ その3】
注入後、すぐに走行するのがキモで説明書では30キロ以上走るよう書かれています。

XS750に入れてみた!

オイルとフィルターは少し前に交換したのでそれでヨシとしました。
アイドリングさせながらマイクロロンを入れるのはノズルがついているのでやりやすかったです。一気に入れるより少しずつ注入しました。
全部入れてキャップを締め走り始めたところ、いつもとフィーリングが異なるのを感じることができました。

エンジンを止めることなく30キロ以上走り続けるのが重要なので、奥多摩方面へ。今日は4連休の初日ということあり道はかなり渋滞でした…。当たり前ですがエンジンを回すことは推奨されていないので、大人しく距離を稼ぎました。実際のところエンジン音(タペット音など)に変化があったように思います。なんだかんだで150キロほど走行し帰宅しました。

まとめ

マイクロロンのことを紹介しているサイトはたくさんあるので、興味のある人はググっていただきたいのですが、よく言われるのが「即効性」はなく「遅効性」だということです。説明書には「1600キロ走行するまでに金属表面を加工し、保護効果を確実に発揮します」とあります。要は150キロくらい走っただけではダメなんですね。

これからエンジンのフィーリングを意識しながら走行してみようと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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コメント

  1. kin より:

    マイクロロンは Dr.SUDA (かなり有名なショップですね)で押しの商品ですね。
    自分はマイクロロンに手を出すお金が無かったのでテフロンの粉を何回か入れた事があります。
    テフロンの粉は運送業をやっていた友達がトラックに入ると「3速で登っていた坂が4速で登れる様になった」と言っていたので、自分もテフロンの粉を購入して入れていました。

    • ないとら より:

      >kinさん
      コメントありがとうございます。
      そうです!ドクスダで有名になりましたね、マイクロロン。
      入れてから200キロくらい走りましたが、劇的な効果はまだです。
      ヘッド周りの音が変わった感じもありますが、ノイズがなくなったわけではありません。
      もう少し長い目で様子を見ていこうと思います!