カテゴリー
XS750 修理

XS750、ツーリングで部品紛失の巻

GO TOトラベルを利用して長野へ行ってきました。
帰りに旧碓氷峠を走ったのですが、天気もよく気温も高かったので最高でした!
秋を満喫して一気に高速道路を使い帰路につくことに。

帰宅前ガソリンスタンドで給油し、エンジンをかけようとしたらうんともすんともいいません。自分のXSだけかも知れませんが長距離走ってエンジンが熱を持っている時、全然かからない時があるんですよね。高速道路のサービスエリアでしたら数十分休めば再始動できましたが、今回は家の近く。数百メートル押しました^^;
昔、バイク屋さん曰くキャブのパーコレーションかも?と言われたことがあります。チューンドエンジンでなくてもそのような症状が出るのか不明ですが、翌日は何事もなく始動できました。

点検をしているとエンジン左側にある黒いゴム製のカバー(メクラブタ)がなくなっていました。クラッチのプッシュスクリューを調整するナットがある部分です。走行中に飛んで行ってしまったのでしょうか?恥ずかしながら一度も外したことがないので、どのようにして外れるのかも知らない箇所です。

ヤフオクなどもこの部品が単体で出ていることはないと思いますので、アルミのテープを丸く切って貼っておきました。ホコリや雨水が入らなければ大丈夫なはず。ビバD.I.Y.です!

あとはといえばオイルが少し減っていました。いつものことなので、後日補給予定です。古いバイクなのでまめにチェックしています。そのおかげで出先で走れなくなるようなトラブルにあったことがありません。(転倒、パンク除く)

そういえば帰り道の燃費が18.5キロでした。ロングツーリングでの燃費は16〜17キロ台が多かったので、マイクロロンの効果が出てきたのでしょうか?

旧車に乗り続けるのは結構しんどいと感じることも多々ありますが、もうしばらく付き合ってもらうつもりです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

カテゴリー
XS750 トラブル話 修理

XS750、無念のパンクです…

バイクのメジャートラブルがパンクです

バイクがどんなに進化しても逃れられないのがパンクです。ムースタイヤ(オフロードバイクが好きな人は知っていると思います)ならパンクしませんが普通のタイヤは鋭利なものを踏めばパンクします。パンクだけは予期できないトラブルなので、異物が落ちていそうな路肩走行をしないなど気を付けるしかありません。

XSのリアタイヤがパンクしてしまった件

9月22日、4連休の最終日、天気も良くなったので近場の山をXSで流していたところハンドリングに違和感が。すぐにパンクだと気づき路肩に寄せて停車しました。幸いにも後続車もない山の中だったので危険はありませんでした。ぺっちゃんこになったリアタイヤをみて呆然。自分は気まぐれで工具やホルツのタイヤ修理剤を持っていくこともあるのですが、この日は手ぶらです。こういうときに限ってトラブルんですよね。

任意保険のロードサービスを利用

どうにもならないので任意保険のロードサービスに頼むことに。自分はチューリッヒの保険に入っていますので、100キロまでのレッカー代が無料です。レッカー車は人間を運んでくれませんのでライダーの交通費も出るそうです。
山の中とはいえ、東京都内だったので携帯の電波はつながりました。財布に忍ばせておいた保険会社のカードに書かれたフリーダイヤルにTELしたところ、なかなかつながりません。大変込み合っていますというアナウンスが流れるばかりで、若干イラっとしましたがサービスデスクあるあるです。10分以上待ったでしょうか。オペレーターにつながり事情を話し、レッカーを回してもらうことになりました。そこから待つこと小一時間、無事レッカー車が到着。バイクを乗せるには大きすぎるクルマでした。

最寄りのバイク屋さんで修理

親切なライダーの方が心配して止まってくれたうえ、懇意にしている最寄りのバイク屋さんを紹介してくれました。チューブの在庫もあるということで、そちらに移動。私はその親切なライダーさんのバイクに乗せてもらいました。

実をいうと何年も前に安房峠の某トンネル内で転倒したことがあります。そのときもチューリッヒのレッカーサービスで東京まで帰ってきたのですが、レッカー車のドライバーさんの好意で東京まで乗せていただきました。まさか安房峠に置き去りにされることはないと思いましたが、当初は松本までは乗せて行ってくれる話しでした。バイクを東京に運ぶのだったら一緒にお願いしますと頼んだらすんなりOKしてくれました。会社のルール的にはNGなのでしょうが、ありがたかった覚えがあります。ですので故障したバイクといっしょにライダーが乗ることは運が良ければできそうな気がします。

XS750は紹介していただいたバイク屋さんで早速修理をしていただきました。タイヤには大きなタッピングネジがぶっすり刺さっていました!



店主の方は大ベテランのようであっというまにパンク修理完了しましたが、ド素人の私だったら何倍もの時間がかかったことだと思います。XS750のキャストホイールは馬鹿じゃねぇのと思うくらい重たいのです。

セルフの修理は可能か?

普通のライダーは正直言って無理だと思います。チューブタイヤなのでタイヤを外しチューブを引っ張り出す必要があります。パンクの原因を探ってパッチを張るところまではなんとかなるかも知れないですが、空気を入れてビードを出すのがまず困難な気がします。持ち運べるようなちっちゃなエアポンプでは現実的ではありません。チェーンがないのでそこだけは楽かも知れないですが…

しっかりした工具(プラスチックハンマーやタイヤレバーなど)を携行しててもXSのタイヤを屋外で交換するなんて想像できません。こんな理由でXS750を買った頃はパンクが怖くてスライムなるパンク防止剤を入れていたこともあります。
今後のことを考えるとまたスライムをいれてもいいかな、と思いました。
(今回のような大物が原因だと微妙かも知れませんが)

パンク修理剤はどうか?

パンクしたタイヤを瞬時に修理する夢のようなスプレー式修理剤が出回っています。最近のクルマはテンパータイヤ(応急用タイヤ)を装備せずにこのような修理剤でパンクを直すようになっているのもあります。
昔から有名なのはホルツのパンク修理剤ですね。

このホルツは使用期限がありうっかりすると期限オーバーになっていることがしばしばあります。少しぐらい過ぎても使えるんでしょうが、気持ち的には期限内のものを携行したいですね。チューブタイヤには使えないと思われていないようですが使えるようです。

オイルで有名なモチュールも同様の品を出しています。チューブタイヤもOKとメーカー自身が謳っています!

ちなみに走行中のパンクではありませんが、駐車中にパンクした際モチュールので直しました経験があります。

まとめ

外出先のパンクは何度経験しても嫌なものです。特に悪天候時や夜間だとお手上げです。あてのない旅の途中でしたらアクシデントも楽しめるかも知れませんが、フツーのサラリーマンライダーは次の日の仕事のことなど考えてしまうものです。自分のような性格だとやはりパンク修理剤かパンク防止剤に頼るのもありかと思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

カテゴリー
XS750 修理 部品交換

XS750のリプレイスエアクリーナー

純正パーツに代わるものがあるのか?

XS750のエアクリーナー乾式タイプで、使用限度を超えたら交換するしかありません。何度か買い換えていましたが、不経済だと思い調べてみると、アメリカのK&Nという会社がXS750用のエアクリーナーをラインナップしていました。

K&Nのエアクリーナーは洗って使える!

好都合なことに、このエアクリーナー洗って使えるとのこと、早速購入。購入時の定価は7,000円でしたが、今Webikeで調べたところ¥11,550と値上がっていました。

パッケージ内にはステッカーが4枚も入っていました。ヨシムラのゴールドステッカーが無駄に豪華です!
右下のはエアクリーナーに染み込ませる専用オイルです。

本体はこんな感じです。純正のに比べて凝った作りになっています。
前回の洗浄から2年くらい経っていましたが汚れは少なかったです。

洗い方は・・・

①別売のK&N専用クリーナー(スプレータイプ)を満遍なく吹きかけ10分くらい放置
②流水でクリーナー溶剤を洗い流す
③自然乾燥させる。エアブローで乾かすことは厳禁とありました。
④フィルターオイルをフィルターに染み込ませる。
といった手順です。

フィルターオイルの色が血のような赤なので、最初はドキッとしました。

困った点

このエアクリーナーを使い始めて5年以上経ちますが、数年でスポンジ部分が膨張?してしまいました。ですので元の大きさにカットして使用しています。
他でもこのようなことがあるのかは不明です。

まとめ

オートバイのエアクリーナーを取っ払っている方にはこのメンテナンスは不要かと思いますが、K&Nのエアクリーナーを使っている方はせっかくなのでメンテナンスを行うことをお勧めします。
放っておくと燃費の悪化やエンジンのパワーダウンなど良いことはありませんので。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

カテゴリー
XS750 修理

XS750の塗装面がハゲた場合の対処

バイクの塗装はハゲると目立つ

車とバイク、どちらの方が塗装が痛むのでしょう?私はバイクの方が傷むリスクは高いと思います。車は何かにぶつけたら、必ず塗装面が痛みます。というか、外傷ですまないことさえもありえます。逆に壁等にぶつけなければ、ほぼ塗装がハゲることはないと思います。

バイクの場合は転倒するとほぼアウトですね。立ちゴケしただけで、どこかに傷がつきます。最悪タンクが凹みます。さらにバイクはタンクを抱えるようにして乗るので、タンクの上に何かを落としたりぶつけたりすれば塗装面が欠けてしまいます。キーホルダーがジャラジャラついたキーを落とすだけでもリスクは高いです。

また、ジャケットのチャックがタンクに接触し続けると塗装面が痛みます。こちらはタンクパッドや養生用の粘着シートが売っているのである程度は防ぐことができます。

小傷ならばタッチアップペンが最適

よっぽど大きな傷でなければDIYで修理したいものです。場合によってはステッカーを貼ってごまかすこともできますが、場所によってはそのステッカーが不自然に見えることもあるので要注意です。

私はちょっとした傷の場合はタッチアップペンを使って補修しています。もちろんXS750の純正色なんてありません。似ている色をショップで見繕うしかないです。私のXS750はブラックですが、よ〜く見るとラメっぽく何かが含まれていてソリッドなブラックではないのです。

ショップでタッチアップペンを見ると、様々なブラックが売っています。トヨタ、日産、ホンダを始め、車種にあったものがラインナップされています。いわゆる専用色ですね。壁に擦ったような擦り傷だと専用色のペンで塗らないと色めが変わって目立ってしまうかと思いますが、XS750の1ミリ~数ミリの塗装の欠けはそこまでナーバスにならないですみます。

私はメタリックブラック系のタッチアップペンを物色し、ホンダのインテグラ、シビック、CR−X等に使われている「フリントブラックM」を購入しました。
しかし「M」って何の略でしょうか?「メタリック」かと思うのですが「マイカ」かも知れません。

私が買ったタッチアップペンは車種が古いので他のメタリック系のブラックでも良いと思います。数百円なので、万一色めが違ってもお財布へのダメージは少ないと思います。

まとめ

タンクの傷は早めにタッチアップペンで補修することをオススメします。
放っておくとサビの原因になります。
補修はタッチアップがお手軽です!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

カテゴリー
XS750 グッズ 修理

ワイズギア製バイクカバーの防水加工

バイクカバーとは?

読んで字の如く、バイクにかぶせるカバーです。風雨から守るのと同時に車種をわからなくすることで盗難のリスクを軽減するものです。自宅に駐車スペースがある方ならいざ知らず、マンションやアパートの駐輪場が置き場所の場合は必須のアイテムです。

値段は本当にピンキリです。通販やフリマサイトでは1000円代でも売っています。高級品ではレイト商会から「匠」というのが出ていまして2万円を超えるものがあります。ヘルメットやロック類と同様、性能は価格に比例しているのがバイクカバーです。

XS750にぴったりのカバーは?

筆者はワイズギア製を使っています。グレード的にいうとベーシックグレードのEタイプです。ベーシックグレードとはいえ、ヤマハのグループ会社「ワイズギア」のものなので、そんなに悪いものではありません。
サイズは2Lがちょうど良い塩梅です。Eタイプの2Lだと11,300円(税込)のようです。よくエンジンやマフラーが熱い時にカバーをかけると溶けてしまうということがありますが、筆者は一度も経験したことがありません。ですので2回買い直していると記憶しています。

シートの素材表示をみるとシルバー部「水溶性コーティングフッ素系撥水加工」、ブルー部「アクリル樹脂コーティングフッ素系撥水加工」とあります。
安物のバイクカバーも使ったことがありますが、ペラペラですし撥水加工も当然無しでした。

バイクカバーは劣化します

防水加工がしてあるバイクシートですが、毎日ダメージを受けています。台風や灼熱の真夏日も文句ひとつ言わずに愛車を守ってくれているカバーですが、徐々に痛んできます。
バイクとカバーが擦れることによって、その部分の生地が薄くなり最悪破れて(裂けて)しまうことも。

先日のシート補修の時に再認識したのですが、シートカバーをかけていてもシートカバーの縫い目から雨水が染み込み、それがシートへ、そしてその下のスポンジへ染みているんですね。永年、そのような過程を繰り返すことによって、鉄のシートベースが腐食していっているのでした。

上記の画像でもわかる通り「縫製糸には撥水加工を施してありますが、完全防水(ミシン目等)ではありませんので雨量によっては車体が濡れることがあります。」と書かれています。

対策を講じてみることにしました

一番手っ取り早いのは新しいカバーに変えることですが、数千円はします。とりあえず、バイクカバーの縫い目をシーリングすれば、少しは違うのでは?と思い道具箱を漁ると昔買った「全天テープ」なるものが出てきました。

このテープは前述したバイクカバーが裂けたり破れたりした時に買ったもので、かなりの粘着力があるテープです。一般的なテープと違うのは柔軟性があるんです、このテープ。
今回はこれで縫い目をシーリングしてみることにしました。

ガムテープと同じ太さなので、ハサミで半分の太さにカットし縫い目にペタペタ貼ってみました。裏側なので、見栄えは関係ありません。
想像通りかなりぴったり密着してくれます!

まとめ

古いバイクカバーでも全天テープで縫い目をシーリングすることで、まだ使えると思います。
聞いたことのないメーカーの安いバイクカバーを買うくらいなら、シーリング加工をお勧めします!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

カテゴリー
XS750 修理

XS750のシートを簡易補修する【閲覧注意】

XS750のシートベースは鉄製です。いまのオートバイは樹脂製が大半だと思いますが、昔のバイクはほとんど鉄製だったと思います。かなり古いとスプリングが仕込んであるシートもあるみたいです。

鉄ということはサビます。風雨にさらされ小さなサビが進行し、最終的には朽ちてしまいます。バイクだとガソリンタンクが錆びますよね。タンクの中を懐中電灯で照らすとサビサビで驚くこともしばしばです。

バイクのシートベース(スポンジの下)も年月が経つと傷んでいくのです。濡れても乾きにくい場所ですが、なぜそこが濡れるのか?
多分、シート表皮の縫い目から雨水がしみ込む⇒しみ込んだ雨水がスポンジに吸収、水は重力でスポンジの下部に移動⇒ベースに到達⇒サビる
というプロセスではないか、と。

その証拠に左側のサビの進行が著しいのが分かります。
なぜ左側かというとサイドスタンドで留めているから偏っているわけです。
右と左の傷み具合を見ると一目両全ですね。

ボロボロのシート裏

鉄が薄くなってしまい、スポンジが見えています。
縁のところも崩壊して捲れています。

機能に影響がないので見て見ぬふりをしてきましたが、この度補修することに。
家に「Fiber Fix」というグラスファイバーの補修材が残っていたので、これを使おうかと思ったのですが、シート裏は凹凸がありフィットしない可能性と、そもそもボロボロの鉄に食いついてくれるかが分からなかったのでホームセンターで「T-REXテープ」と「貼るだけ補修シート」を買ってきました。

二つ合わせて2000円弱でした。
2000円で多少良くなるなら安いものです。
下の写真がビフォーアフター。

人様に見せるのが恥ずかしい出来ですが、何とか捲れていた縁の部分を固定することができました。後はこの状態がキープできるかどうか?です。

結果は失敗でした・・・(^^;

翌々日(5月17日)の東京は快晴。気温も28度くらいまであがったのではないでしょうか?
XS750のシートカバーをめくると不安が的中。テープで貼った部分が浮いています…。暑いと粘着力が落ちそうな気がしたんですよね。
もともと接着面が綺麗ではないですし、面積も狭いので予想はしていましたが失敗に終わりました。残念です。

とりあえず、あまりお金をかけられないのでこのままになりますが、何か考えたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。